《人生いろいろ》
ヒット歌謡曲の作家、中山大三郎さんが亡くなった。
「作詞どっとこむ」の主宰者2名も、4/12 東京都港区の増上寺光摂
殿で営まれた告別式に参加した。前夜の通夜は「大ちゃん先生」の
逝去に3000人もの方が集まったそうだが、この日も雨にもかかわら
ず1500人の音楽関係者によって盛大な葬儀が営まれた。折しも桜
が満開の季節、にぎやかなことがお好きだった大三郎さんの惜しま
れる死に、その棺は、独特な雰囲気につつまれていた。ふと西行法
師の、願はくば花の下にて春死なむ・・のあの和歌が思われた。
筆者の多岐川はむかし、大三郎さんとひと夜を「イントロ・クイズ」で
楽しく過ごした経験がある。ルールはこうだ。まずギタ-で大三郎さ
んがなつメロのイントロを弾きだす。
そこですかさずわたしがその歌を正確に歌い出さなければならない。
「啼くな小鳩よ」「国境の町」「青い山脈」「丘を越えて」「湯の町エレ
ジー」「旅姿三人男」などなど、往年のヒット曲があとからあとから湧
いてきて、お酒と興味のつきない夜だった。
作詞と作曲をみごとに両立させ人々に希望とやすらぎを与え続けた
中山大三郎さん。「人生いろいろ」「珍島物語」などの音楽が流れる
中、大勢の方々に見送られ霊柩車は静かに異世界に向かって走り
去っていった。 合掌

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